毛のしくみ

毛乳頭

毛乳頭には毛細血管や神経が集中しています。毛細血管から毛乳頭が、栄養を毛母細胞へ送ることで毛を成長させます。

毛母細胞

毛乳頭の上部のことで、毛乳頭から栄養をもらうことで毛母細胞が分裂し毛は成長します。

毛包

毛を包んでいる部分で毛根全体を取り囲む組織です。

バルジ領域

毛乳頭よりも浅い位置、より皮膚表面に近い位置にあり、細胞を作る働きをする幹細胞の一種です。
バルジ領域には毛根幹細胞と色素幹細胞が隣接して存在します。毛根幹細胞は毛を作る細胞であり色素幹細胞は毛の色をなす色素細胞を生み出します。
バルジ領域が毛の元になる幹細胞を供給し毛乳頭が成長するための栄養を取り込み、そして毛母細胞が細胞分裂し毛を成長させます。

毛周期について

毛の成長サイクルのことで成長期→退行期→休止期というサイクルを繰り返しながら、どんどん生え変わります。

成長期 開始

バルジ領域に存在する毛根幹細胞、色素幹細胞から毛母細胞が分化し成長期が開始されます。

成長期

毛母細胞の分裂が最も盛んな時期。どんどん毛が伸び、表皮に毛が確認できる状態。

退行期

細胞の分裂が止まり、毛の成長もストップする時期。毛の根っこ部分の「毛乳頭」と呼ばれる部分と毛の結びつきが弱まり、抜けやすくなる状態。

休止期

毛が抜け落ちる時期。毛が休止期になると、シャンプーやブラッシングの際に毛が抜ける。次の活動まで休止する期間。

禁忌事項

下記に当てはまる方はトリートメントはできません。

使用してはいけない人

◇医療用電子機器を使用されている方
◇ペースメーカー等の体内埋め込み式電子機器
◇人工心肺等の生命維持用電子機器
◇心電計等の装着型の医療用電子機器など
◇病気の方、通院中の方
◇光過敏症の方
◇妊娠中、授乳中、または妊娠の可能性がある方
◇薬を服用中の方、塗り薬、貼り薬を使用している方
◇心臓疾患、その他内臓疾患の方
◇糖尿病
◇てんかんの既往のある方
◇悪性腫瘍・急性疾患・結核症疾患・伝染病疾患
◇生理中の方
◇血圧異常時
◇皮膚疾患のある方(皮膚がん、とびひ、アトピー性皮膚炎の方など)
◇ヘルペス
◇アレルギー体質の方
◇ステロイド系の薬を長期使用している方
◇日焼けをしている方
◇下記を使用中の方は使用を中止した後に期間を開けてから施術を行ってください。又は医師の確認をとってから行ってください。
下記以外にも光過敏症やアレルギーを起こす薬剤があります。十分注意してください。光の影響により皮膚に赤みや水疱、ただれなどの反応がでます。
<一例>
ステロイド・ホルモン剤・利尿剤・抗がん剤・抗生物出・精神病、神経症薬・抗てんかん剤・抗ヒスタミン剤・降圧剤・湿布薬・鎮痛剤・筋弛緩剤・ニューキノロン系抗菌剤など
※市販薬を一次的に使用の方は48時間あけてください
※長期間に薬剤を使用の方は使用中止後、半年の期間をあけてください

禁忌事項

下記に当てはまる部位はトリートメントはできません。

使用してはいけない部位

◇粘膜
◇傷、傷跡(手術跡)
◇頭部
◇まつ毛、瞼などの目の周り
◇美容整形部位
◇色素沈着
◇老人性色素班
◇そばかす
◇肝斑
◇ほくろ、アザのある部位
◇静脈瘤
◇血管腫
◇入れ墨、タトゥ
◇白斑、色素欠乏症
◇自己処理により、お肌に負担をかけている部位
◇身体に金属が入っている部位(ボルトなど)
◇ニキビや吹き出物で炎症を起こしている部位
◇化粧品等で皮膚炎を起こしている部位
◇日焼け直後の赤みや炎症を起こしている部位
◇感覚、知覚障害を起こしている部位
病気、通院中の方はお医者様の確認をお願いします。
誤った使用をすると肌を痛めることがあります。肌が敏感な方は使用を注意し、場合によっては使用を禁止してください。

PAGE TOP